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今から1200年前に弘法大師空海が唐の恵果アジャリから空海に受け継がれた密教の正統な継承者のみに一子相伝されてきた宗宝それが諸尊仏がんです。外観はインドの仏塔を象徴、三面開きの構造の中には仏や菩薩の姿を彫刻し納めている。中央には釈迦如来とその十大弟子、左には観音菩薩と六尊像、右には弥勒菩薩と六尊像が配置されている。更に釈迦如来の前には一対の金剛力士像、下には樹神や火神など10の神々が並んでいる。貴重な仏教美術として国宝に指定され、真言宗の総本山・高野山金剛峰寺の壇上伽藍御影堂に保存されている。
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